100万円から始めるローリング入門 ― 林輝太郎氏の考え方を学ぶ
今回は、林輝太郎流の考え方に近い形で、100万円を元手にローリングを行う例を考えましたので図解と合わせて紹介します。
前提条件
- 資金:100万円
- 株価:1,000円
- 1回の仕掛け:20万円
- 5分割で投入
ポイントは「最初から全力買いはしない」ことです。
① 最初の買い
資金 100万円
株価 1000円
↓
200株買い(20万円)
残り現金 80万円
② 下がったので追加買い
1000円 200株
↓
900円 200株買い
| 単価 | 株数 |
|---|---|
| 1000円 | 200株 |
| 900円 | 200株 |
平均単価:950円
③ さらに下落
1000円 200株
900円 200株
↓
800円 200株買い
| 単価 | 株数 |
|---|---|
| 1000円 | 200株 |
| 900円 | 200株 |
| 800円 | 200株 |
平均単価:900円
④ 戻りで一部売却(ローリング開始)
株価が950円まで反発したところで、一番安い玉を売ります。
800円買い
↓
950円売り
利益:(950-800)×200株=3万円
| 単価 | 株数 |
|---|---|
| 1000円 | 200株 |
| 900円 | 200株 |
現金が増えます。
⑤ 再び下落
株価が850円まで下がったら、再び買います。
850円で200株買い
| 単価 | 株数 |
|---|---|
| 1000円 | 200株 |
| 900円 | 200株 |
| 850円 | 200株 |
⑥ 再度反発
株価が1000円まで戻ったところで、850円の玉を売却します。
1000円売り
利益:(1000-850)×200株=3万円
累計利益:3万円+3万円=6万円
イメージ図
1000円 買い
↓
900円 買い
↓
800円 買い
↑
950円 売り (+3万円)
↓
850円 買い
↑
1000円 売り (+3万円)
累計利益 +6万円
ローリングの本質
初心者はこう動きがちです。
1000円で買う
↓
800円になる
↓
不安になる
↓
損切り
一方、ローリングでは、
1000円買い
↓
900円買い
↓
800円買い
↓
950円で一部売り
↓
850円買い
↓
1000円で一部売り
というように動きます。つまり、相場の上下動そのものを利益に変える考え方なのです。
実践するなら
コストダウン法を実践するなら、
- 100万円全額ではなく50万円程度から
- 日経225採用クラスの大型株
- 1銘柄ではなく2〜3銘柄
で練習するのが現実的だと考えています。
「当てようとしない」「資金管理が先」という考え方が重要です。ローリングは技術というより、資金管理の手法と捉えると理解しやすいと思います。