『ツナギ売買』とは?
HSPサラリーマン今回は「ツナギ売買」について説明します



なんだか難しそうね



株の売買する際に覚えておいて損はないので頑張って最後まで読んでください
こんにちは!HSPサラリーマンです。
株の売買を勉強していたら『ツナギ』と言葉を聞いたことないでしょうか。あーぁ、両建てして売りに備える売買方法だよね。と思われた方も多いと思います。
そこで今回は「ツナギ売買」について、林輝太郎さんの本を読み込んで整理してみました。結論、僕も最初は完全に混乱してました(笑)。「ツナギ」って言葉、一括りにされがちですが、実は目的が3種類があるんです。この違いを最初に押さえておかないと、いつまで経っても「意味がいまいち分からない」状態から抜け出せません。ツナギと一括りにされて記載されていることが多いからです。
というわけで、今日は自分の勉強を兼ねて目的別にスッキリ整理していきます。
① 保険のツナギ:とにかく損失を防ぐ
これは文字通り「保険」です。目的はシンプルで、今持っている株の値下がりダメージを抑えること。
たとえば現物株を100株持っていて、決算発表前でちょっと怖いな…という時。ここで信用売りを100株建てると、
現物 +100株
信用 −100株
────────── 合計 0
という「プラマイゼロ」の状態が作れます。仮に株価が1000円→900円に下がっても、現物で10万円の含み損が出る一方、信用売りで10万円の利益が出るので、ほぼ相殺。まさに「保険をかけた状態」です。「株を手放したくないけど、値下がりは怖い」という人にはピッタリの手法です。
② 利益確保のツナギ:利益を”金庫“にしまう
こちらは保険と似ていますが、狙いが違います。
1000円で買った株が1500円まで値上がりしたとします。「まだ売りたくないけど、この利益は消したくない」というとき、1500円のタイミングで信用売りを建てます。
こうしておくと、その後株価が1700円に上がろうが1300円に下がろうが、利益はほぼ固定されたまま。つまり1000円→1500円までに得た利益を、そのまま金庫にしまい込むようなイメージです。
③ コストダウンのツナギ:取得コストをゼロに
そして、自分が現在実践して勉強中なのがこちら。目的は「コストをゼロ」にして持っている事自体を利益にすること。
1000円で100株買ったあと、900円まで下がったとします。普通なら「失敗した…」と落ち込むところですが、コストダウン法ではここからが本番。900円で信用売りを建て、さらに800円まで下がったところで信用売りを利益確定し、そので最初に1000円×100株100,000円の取得費用を90,000円とコストダウンするのです。
すると、 1000円で買い ↓ 信用売りで利益確定 ↓900円
という流れになり、平均取得単価がじわじわ下がっていきます。1000円→950円→920円→900円…というように。下落局面を「ピンチ」ではなく「コストを下げていく」に変えてしまう、なんとも株の売買の考えを変える発想です
3つの違いを一枚で比較
| 種類 | 目的 | 株価が下がると | 最終目的 |
| 保険のツナギ | 損失を防ぐ | 損失を相殺 | 資産を守る |
| 利益確保のツナギ | 利益を固定 | 利益を維持 | 利益を逃さない |
| コストダウンのツナギ | 取得単価を下げる | 売り益を利用 | コストゼロ |
一番大事なポイント
- 保険のツナギ →「守る」ためのツナギ
- 利益確保のツナギ →「固定する」ためのツナギ
- コストダウンのツナギ →「コストをゼロにする」ツナギ
林輝太郎さんの「コストダウン法」が面白いのは、単なる値下がり対策ではなく、下落局面を逆手に取って積極的に平均取得単価を下げにいく、いわば”攻めのツナギ”だという点です。守りの手法だと思われがちなツナギ売買の中に、こんな攻撃的な考え方が含まれているのは、知れば知るほど奥が深いなと感じます。
同じ「ツナギ」という言葉でも、目的と使い方も全く別物。この記事では、まずこの3つを分けて理解することを最初のゴールにしてみました。次回は、実際にコストダウン法を使う際の「建玉の型」について、もう少し具体的に掘り下げていきたいと思います。



